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楽トレ7つの効果 その1
インナーの作用
1、支点の作用
大きな力を発揮し続けるためには、強固な土台となる「支点」の安定が不可欠です。この原則は、物理学のシーソーの原理と同じように、私たちの身体においても非常に重要です。なぜなら、シーソーが安定した支点なしにはバランスを保てないように、人間の身体もインナーマッスルと呼ばれる深層部の筋肉がしっかりと機能しなければ、効果的に力を生み出すことはできないからです。
インナーマッスルが担う「土台」としての役割
多くの方が「筋肉を鍛える」と聞いてイメージするのは、表面に現れる大きなアウターマッスルかもしれません。しかし、重い物を持ち上げたり、速く走ったりといった高いパフォーマンスを要求される動作の根底には、インナーマッスルによる安定した支えがあります。これらの筋肉は、骨や関節を適切な位置に保ち、動作の際に身体の軸がぶれないようにコントロールする役割を担っています。
アウターマッスルとインナーマッスルの協調性
どれほど素晴らしいアウターマッスルを鍛え上げたとしても、それを支える土台となるインナーマッスルが弱ければ、その潜在能力を最大限に引き出すことはできません。例えば、強力なエンジンを積んだレーシングカーも、車体が不安定であればそのスピードを発揮できないのと同じです。その結果、インナーマッスルが不足していると、アウターマッスルが過剰に働き、身体の特定の部位に負担が集中しやすくなります。
慢性的な痛みや怪我のリスク増大
このアンバランスは、慢性的な肩こりや腰痛、膝の痛みといった症状に繋がるだけでなく、スポーツにおけるパフォーマンス低下や怪我のリスクを高める原因となります。というのも、身体が不安定な状態で無理な負荷をかけ続けると、関節や腱、靭帯などに過度なストレスがかかり、疲労骨折や肉離れ、関節炎などを引き起こす可能性が高まるからです。
全身のバランスと効率的な動きの実現
インナーマッスルを強化し、身体の支点を安定させることは、単に怪我の予防にとどまりません。むしろ、全身のバランスが整い、一つ一つの動きがより効率的になります。これにより、より少ない力で大きなパフォーマンスを発揮できるようになり、日常生活の動作から高度なスポーツパフォーマンスまで、あらゆる場面でその恩恵を実感できるでしょう。
総合的に見て、身体能力を向上させ、長期にわたって健康を維持するためには、目に見えるアウターマッスルだけでなく、その基盤を支えるインナーマッスルの重要性を理解し、適切に鍛えることが極めて重要です。
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